Phoenix loureiroi  / シップソンパンナーヤシ
 学名 Phoenix loureiri  
 科名属名 ヤシ科フェニクス属Phoenix loureiroi      別和名フェニックス・ロウレイロイ
 タイ名 ปาล์ม สิบสองปันนา(パーム・シップソンパンナー) 
 その他名称 英名Dwarf  date  palm  中国名ー羅比親王椰子、羅比親王海棗
 原産地 インド・東南アジア・中国南部                        
 用途など 鑑賞樹。

   
 雄株  雌株  幹
     
 雄花(枯れている)  果実

 樹形・幹・葉 高さ2~3m常緑樹。幹は固く棘あり。葉:羽状複葉(ココヤシに類似)
 花・果実 花:雌雄異株。雄花は単黄色で美麗。果実:核果。長さ2~3cm卵形。暗紫色に熟。種子一個
 花期 5~6月開花。果実は10~11月熟。
 
 タイ名สิบสองปันนา(シップソンパンナー) は、タイ北部がかってラーンナー王国として栄えた14世紀頃の領地名で1万2千の田地、すなわち広大な田地の意味である。この領地は現在の中国雲南省の南端に位置し、現中国の西版双納(シーサンパンナ)でタイ語シップソンパンナーの漢訳が地名となっている。雲南省西版双納にはタイ族(タイ・ルー族)が少数民族として定住し今も往時のラーンナー文化を残している。
 
 雑感 チェンマイでは公園や庭に植栽が多い。小型で樹姿が整っているので人気があるようだ。宿の主人に、樹木名シップソンパンナーの理由を訊いたら上述の説明はしてくれたが、何故かは判らなかった。雲南省にいたタイ族が南下に際して西版双納から川下りの船で運んできたのかと思ったが、、そうではないようだ。

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