Caryota gigas / カリオタ・ギガス
 学名 Caryota gigas Hahn ex Hodel
 科名属名 ヤシ科 カリオタ属
 タイ名 เต่าร้างยักษ์(タオ・ラーン・ヤック)
 その他名称 英名Thai Mountain Giant   
 原産地等 タイ(ラオス?)の固有種。熱帯各地に植栽。 タイ東北部の高山に生育する希少種。
 用途等 鑑賞樹。 

      
 幼花序  果実
   
 シリキット植物園にて撮影  葉  小葉
     
幹  幼花序を着けた本種 幼花序拡大(雄花・雌花・雄花)

樹形・幹・葉 高さ30m常緑樹。葉:幹上部から5~7m2回羽状複葉を四方に広げる。小葉は魚尾に類似。
花・果実 花:雌・雄花同株同花序        果実:核果。径3~4cm球形、暗紫色に熟。種子2個。 
花期  不明 (画像の花序・果実は10月撮影。)
幼花序の拡大画像について
幼花序の画像を拡大してみれば、幼花序の状況は同属のカブダチクジャクヤシ(Caryota mitis)に同様で、雄花・雌花・雄花が整列している。この花序は、恐らくは、もう1~2週間以内には開花したのではないかと思われる。カブダチクジャクヤシの開花期間は1~2日なので、これと同様なら開花を見るのは至難と思われる。
*植栽は数本あるが花序を目にする機会は非常に少なく、この画像を撮れただけでもラッキーだったかも?
 
雑感 本種はタイでは東北部ナーン県の高山に自生(群生)している希少種で発見は比較的新しいらしい。
カリヨタ属の中では最大、樹姿は実に雄大で、葉姿は見事である。
 シリキット植物園山頂付近のカリオタ・ギガスの並木   
 

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