ドームヤシ2種 <Hyphaene coriacea/ドームヤシ> <Hyphaene thebaica / ドームヤシ> |
Hyphaene coriacea /ドームヤシ |
科名属名学名 | ヤシ科 Hyphaene coriacea |
タイ名 | ตาลกิ่ง (ターンキン) |
その他名称 | 英名Doum palm、Shatran、Dwarf elala palm、gingerbread palm |
原産地等 | エチオピア~南アフリカ原産。 |
用途等 | 植物園に植栽。 |
雄花 | |
花博公園にて撮影(雄株) *雄株は20m程離れて植栽、同形。 | 雄花序 |
雌花序(別樹) | 果実 | 果実 |
チェンマイ市内の本種(雌・雄株) | 花博公園の別の本種(途中分岐) | 若い果実裂開(試食用) |
樹形・幹・葉 比較的小型の常緑樹。幹基部から吸枝を出し、2叉分岐。葉:掌状葉。灰緑色。 | ||
花・果実 花:雌雄異株。雄花萼片3雄蕊6、淡黄色小花。果実:核果。 径約4.5cm洋ナシ形。灰黒色。種子1個 | ||
花期 不明 (雄花撮影は12月、果期は長い) | ||
雑感 花博公園の出口に植栽されていた。樹形が半円形に分枝して個性的である(観光客用に整形かも?)。チェンマイ市内にも植栽されていて、それなりに知れた種のようだ。 (ヤシ科の植物は超多種で、私の素人眼にはどれも同じに見えてどうも掲載意欲が欠しい!)。 緑色~淡黄色の若い果実は原産地では食用で、gingerbread palmの英名通りにショウガ入りパンの味らしい。暗赤色の果実は非常に硬く、とても歯がたたない。雌花開花の雌花序の成長を見計らって、若い果実を採り、ショウガ入りパンの味を試食したいものである。 追記:試食しようと若い果実を採取して持ち帰り切り開いた(掲載画像最下段右)。しかい硬くて私の老人歯では噛めなかった。ショウガの香りもしなかった。もっと若い果実(表面が暗赤色)で再挑戦したい。ガンバロウ! |
Hyphaene thebaica / ドームヤシ |
科名属名学名 | ヤシ科 Hyphaene thebaica |
タイ名 | ตาลกิ่ง (ターンキン) |
その他名称 | 英名Doum palm; doom palm; Egyptian doum palm; Egyptian doom palm; Gingerbread palm |
原産地等 | 熱帯アフリカ(エジプト)アラビア半島原産。 |
雑感 | バンコク・シリキット公園で本種を撮影し、後で名表板を確認したらHyphaene thebaicaと記載されていた。上記掲載種とは別種と判り掲載した。 上掲のHyphaene coriaceaよりやや大型のようだが、画像は1枚しか撮影していなかった。 *雌雄異株なので、もう1本が雌雄対になるように植栽されているかもしれない。 タイ情報は殆ど無いので植栽は稀だと思われる。 |
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