Moringa oleifera / ワサビノキ
 科名属名学名 ワサビノキ科 Moringa oleifera  (syn) Moringa pterygosperma
 タイ名 มะรุม(マルム) 
 その他名称 英名Horse radish tree、Drumstick tree インド・マラヤム名Muringai 、中国名-辣木 
 原産地  ヒマラヤ・インド原産。熱帯アジア全域に分布。
 用途など 果実・葉は食用。木材。
      
 花  花序
   
チェンマイ近郊にて撮影 (満開)  果実 果実(裂開3片)
     
裂開果実の中の種子 葉  幹 
     
野菜市場にて (若莢)  野菜市場にて 莢果(調味用?)   

 樹形・幹・葉 高さ5~10m落葉樹。樹皮はコルク質。 葉:3回羽状複葉。小葉は卵形,平滑,全縁。
 花・果実 花:白色・基部に黄点,5弁で蝶形に類似。
       果実:さく果。長さ30~60cm長円筒。茶褐色に熟して裂開3片。種子:翼有、多数。
 花期 通年(落葉期を除く)。
 
 野菜 若芽・若葉・幼花・若莢を食用にする。莢果は調味料(酸味辛味)としてケーンに用いる。   
     *定宿の奥さんが若葉で包んだ玉子焼きを作って下さったがとても美味しかったのを覚えている。
 
 雑感 樹木野菜は庭のある家庭では必ず何かが植えられている。家庭によっては数種数本植えてある。このワサビノキもその一種である。食用部位は多く,また樹形も整い花も綺麗で植樹は盛んである。
特にワサビの味がするのは種子で、試しに齧ってみた。暫く噛んでいたら辛味が口内に広がった。成る程ワサビの味であり、ワサビノキという和名に納得した。

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