Mangifera caloneura / マムアン・パー
 科名属名学名 ウルシ科 Mangifera caloneura 
 タイ名 มะม่วงป่า(マムアン・パー)               パー=森、野生の
 その他名称 英名Forest mango     ビルマ名Taw thayet(タウ・チャエト)  
 原産地 インド,ビルマ・タイ 
 用途など  木材(船舶,樽)
      
 花  果実
   
 チェンマイにて撮影  葉  幹

 樹形・幹・葉 高さ20~30m常緑樹。     葉:単葉・互生,長楕円形・先端鋭。
 花・果実 花:淡黄色,小花。円錐花序。      果実:核果。長さ5cm楕円形。種子1個.
 花期  12~2月開花。果実は4^6月に熟する。熟果の味は酸味あり。
 
 仏典の植物 仏典にマンゴーは頻出の樹木であるが,種名は記載されていない。タイの本やHPによると,このマンギフェラ・カロネウラは,ブッダ在世当時はマンゴーと区別されてなく同じくマンゴーに含まれるという。従って、仏典の植物に関しても本種はマンゴーに同じである。
 
 雑感 樹は高く幹太く,樹形は堂々たるものを感じる。マンゴーが長年に渡り人類の改良を受けてきたのと対照的に,このマンギフェラ・カロネウラはほぼ原生なのだろう。果実は長さ5cm楕円形の小粒で、味は酸味があるらしい。我々が食べているマンゴーも元を辿ればこの程度だったかも?。何とか試食してみたかったが撮影時には未だ熟してなく断念した。

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