Spondias pinnata / マコーク(アムラタマゴノキ)
 科名属名学名 ウルシ科 Spondias pinnata (syn)Mangifera pinnata
 タイ名 มะกอก(マコーク)
 その他名称 英名 Indian mombin, Wild mango インド・ヒンディー名ambara,amra 
インドネシア・マレー名Kedondong 
 原産地  インド・東南アジア         タイでは全国の雑木林に多数生育。
 用途など  果実は食用。若葉食用。木材。
   
 花  花序
 チェンマイにて撮影 果実  葉
     
 幹
     
 果実(核は硬いヒゲ状突起多数) 実食(市販果実 調味料添付)  野菜市場にて 若葉 

樹形・幹・葉 高さ15~20m落葉樹。幹は直立。葉:互生,奇数羽状複葉,小葉4~6対。
花・果実  花:黄白色の小花,花弁5。円錐花序。  果実:核果。長さ3~5cm卵形,種子大1個。
花期 11~1月全落葉後に開花。果期は長く6~12月。(落葉期間は長く、また花は小さく開花は気付き難い。)
 
果実実食  やや酸味があるが,コリコリした食感が好い。露店等でよく売らてるが、大きさ・形・色は多様だ。
       *核果の核には硬い髭状の突起が多数あり、切開には力が入った。
野菜 若芽・若葉を食用にする。
 
雑感 チェンマイ市内や、近郊の山中にもたくさん自生している。大きな樹で、果実はたくさん、しかも長い期間生る。若芽や若葉も食用、木材にも適し、有用な樹木である。

核果の核のヒゲ状突起は非常に硬く切り裂くのも困難である。恐らくは(鹿などが)果実を食べ咀嚼後に吐出して散布しているのではないかと思われる(私の推定です)。

タイ名マコークはタイの首都の英名バンコクの名称(バーン=水路、マコーク=本種名)の由来元である。

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