Momordica cochinchinensis / ナンバンキカラスウリ
 科名属名 ウリ科 Momordica cochinchinensis
 タイ名 ฟักข้าว(ファク・カーオ)  
 その他名称 英名Spiny bitter cucumber   中国名ー木鼈子(モクベツシ)
 原産地/分布 インド・東南アジア・南中国                 タイでの栽培は少ないと思われる。
 用途など  果実を食用。
  
雄花
 
 チェンマイ市内にて撮影  雌花
     
雌花(子房が肥大)  果実
     
 根本  庭に装飾用植栽)   野菜市場にて

 生活形・葉 大型の木本蔓。幹は白色。。葉:掌状葉。3~5中裂。
 花・果実 花:雌雄異花同株。花は淡黄色。単生。
       果実:ウリ状果。径7~10cm卵形又は球形,表皮に小棘多数。桃色~赤色熟。種子多数。
 花期 ほぼ通年。
 野菜   果実をチェンマイの市場で売っていたのを見かけたことはあるが,食用は少ないと思われる。
      *葉は食用ではないようだ。
 
 雑感 種小名のcochinchinensisはインドシナの意味で、ヴェトナムが主原産地と思われる。チェンマイでは稀に植栽を見るが、大きな木本蔓で樹木を覆うほどの大きさに圧倒される。

上掲画像は、市内の民家から蔓が伸び出し,道路上の垂れ幕用の渡線に巻きついて,一気に成長したものである。果実が多数生って道行く人を楽しませていたが,暫くして取り除かれた。放置しておくとまだまだ成長すると思われる。

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