ウコギ科Polyscias属2種<Polyscias fruticosa/ホソバアラリア> <Polyscias guilfoylei/オオバアラリア>

Polyscias fruticosa / ホソバアラリア
 科名属名学名 ウコギ科・Polyscias fruticosa           別和名タイワンモミジ
 タイ名 เล็บครุฑ(レップ・クルット)  レップ=爪、クルット=ガルーダ  葉の形をガルーダの足爪に見立てたと思われる。   
 その他名称 英名Ming aralia、Fern Leaf Aralia 、Polyscias      中国名-南洋参、细裂羽叶南洋参
 原産地など インド・東南アジア・中国・ポリネシア。  
 用途など 若芽・若葉を食用。観葉植物として植栽。
    
 花
 
 チェンマイ市内寺院にて撮影 果実
     
栽培(枝打ちされている)   野菜市場にて

 樹形・幹・葉 高さ1~2m常緑低木。枝は分枝多。葉:2~3回羽状複葉。小葉5~7枚。披針形。鋭大鋸歯。芳香。
 花・果実 花:花弁5雄蕊5の白色小花。長い花梗に総状花序。 果実:乾果(果肉あり)。径5mm球形。
 花期 通年 (花・果実の撮影はできておりません。)
  ウコギ科のPolyscias属はウィキペディア-タイ版によると114種あり、若芽・若葉は食用にされるものが多い。
 
 野菜 若芽、若葉を食用にする。         *葉身に芳香があり、ナムプリック、ラープ(生肉料理)に使うことが多い。
 雑感 チェンマイ市内で見かけた。、花・果実が同時に撮影でき幸運だったが、野菜としての栽培では食用部分以外は関心外といったところか? Google画像検索で見ても葉の画像(観賞用)が多く、観葉植物として我が国でも知られているようだ。


Polyscias guilfoylei / オオバアラリア.
 科名属名学名  ウコギ科 Polyscias guilfoylei
 タイ名 ครุฑใบใหญ่ (クルット・バイヤイ)、 ครุฑใหญ่
 その他名称 英名Geranium aralia  中国名-银边南洋参
 原産地など インド・東南アジア・中国・ポリネシア。  
 用途など 若芽・若葉を食用。(観葉植物として植栽。) 
     
 葉
 
 チェンマイ市内にて撮影。  野菜市場にて 

 特徴 高さ7m迄の常緑低木で、ホソバアラリア(Polyscias fruticosa)と比べ、葉の形状が異なる。
     葉:奇数羽状複葉。小葉は広楕円形先尖。鋸歯。葉の周辺等に白色斑入あり。
 
 野菜 若芽、若葉を食用にする。         *葉身に芳香があり、ナムプリック、ラープ(生肉料理)に使うことが多い。
 
 雑感 チェンマイの苗市場と野菜市場で見かけたので撮影した。ホソバアラリアとの抱き合わ販売されていたので、味・香りや料理法は共通性があると思われる。私としては、市場で見かけて即種名判明できただけで満足していたが、匂いも嗅いでおくべきだった、いや1枚くらい葉を齧っておくべきだったと、、と反省。
Polyscias属は日本では観葉植物として人気があるようだが、タイでは野菜である。

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