Mallotus barbatus /マロトゥス・バルバトゥス
 科名属名 トウダイグサ科Mallotus barbatus                    
 タイ名 ตองเต๊า(トーン・タオ) 
 その他名称 英名Siamese pom-pom tree。Barbate mallotus  中国名-毛桐 (*毛が果実を覆うから)  
 原産地等 インド・東南アジア大陸部・中国南部。   タイでは各地の山地に生育。渓流沿いに多。
 用途等 葉は食材の包装用。 
   
 雄花(雄花序)  雌花序
   
 シリキット植物園にて撮影  雌花    果実
   
種子(果皮は崩落)    葉(葉柄が葉裏に付く楯状葉)  幹

樹形・幹・葉 高さ8m常緑樹。葉:単葉、螺旋互生。長さ8~35cm広卵形やや3裂。盾状葉もある。
花・果実 花:雌雄異花同株・異株・別花序。雄花は長さ15~30cmの花序に萼片4~5雄蕊多数、花径6mm。
                       雌花は長さ24cmの花序に萼片4雌蕊柱頭4裂、花径4mm。  
       果実: 乾果。径1.5cm球形。黄褐色の厚毛が覆う。熟して4~6片に裂開し毛は崩落。種子は3~4個
花期 8~11月開花結実。
 
雑感 シリキット植物園に数本生育していた。厚い毛に覆われた球形果実が目立ち一度見ると記憶によく残る。
東南アジアには生育は多いようだ。
タイ語情報は雌雄異花序で同株だが、中国情報では異株(稀に同株あり)とある。本種に関しては中国情報が頭にあって雄花序を探さなかった。撮影した画像をチェックしたが雄花序は見当たらず、、、残念!。
トウダイグサ科の植物は花は雌雄異花だが、同株か異株か或いは双方ありかの情報がサイトにより異なるものがよくある。樹木の場合は地味な小花が多く、同株でも雌雄花がどこに咲いているのか、、事前に調べておいても現場で見ると判り難く、私の如き素人には厄介なものが多い。

*追加掲載ー画像追加:1年遅れたになりますが、鉢植えの同じ株がまだ残っていたので雄花を探した。
最上部に雄花序をに見つけましたので画像を追加しました。本株は(中国情報にある)稀な同株でした。

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