Bridelia retusa / テン・ナーム
 科名属名学名 コミカンソウ科Bridelia retusa
 タイ名 เต็งหนาม(テンナーム)           
 その他名称 英名  
 原産地 インド~東南アジア               タイでは乾燥フタバガキ林、雑木林に生育。
 用途など 果実可食(やや酸味)。葉は家畜餌。樹皮は薬用。木材。薪
   
 花(雌花ー雌蕊・子房あり)  花序
 チェンマイ・樹木公園にて撮影  果実  熟果実
   
 葉  幹  

樹形・幹・葉 高さ5~15m落葉樹。葉:単葉、互生(2葉やや接近)。長さ6~25cm楕円形(先尖もあり)。全縁。
花・果実 花:雌雄同株別花序。雄花は淡黄色萼片5花弁5雄蕊5。雌花は灰茶色萼片5花弁5柱頭。総状花序。      果実:さく果。5~9mm球形。黒紫に熟、裂開3片。種子2~3個。 
花期 5~6月開花。7~9月結実。   (*掲載画像の花は8月、熟果実は12月撮影)
Bridelia属 Flora of Thailandによると東南アジア中心に全50種/タイには10種が生育。(下記の2種を含む。)
我が国ではマルヤマカンコノキ(Bridelia insulata)と(Bridelia tomentosa)が石垣島・西表島に生育。
 
雑感 チェンマイ樹木公園やシリキット植物園に何本も生育していたので撮影。花・果実は何とまあ地味なこと!
花序を数本撮影し画像拡大して雌雄花を探したが、雄花と確信に足りる花は見い出せなかった。トホホ!!
果実は樹の下のほうに集中して生っていたので、雄花は樹の上のほうに咲いていたのかも?

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