Macaranga denticulata /マカランガ・デンティクラタ
 科名属名学名 トウダイグサ科オオバギ属Macaranga denticulata (syn)Macaranga henricorum  
 タイ名 ตองแตบ(トーンテープ) 
 その他名称 英名ー                  中国名-中平树
 原産地等 インド・東南アジア ・中国南部。         タイでは全域の林周辺などに生育。
 用途等 木材(加工しやすい)。葉はご飯等を包む容器として利用。土壌改善。 
     
 雌花(雌蕊は見え難い))  雌花序
   
シリキット植物園にて撮影(本種の並木)  雄花  雄花序
   
 果実  葉  葉(盾状葉も見られる)
     
 幹    

樹形・幹・葉 高さ3~10m常緑樹。成長早い。幹・枝は軟弱。葉:単葉・螺生。長さ12~30広卵形。
花・果実 花:雌雄異花異株。雌花は萼筒あり花弁無。密生。 雄花は萼片3花弁無し雄蕊15程。                      果実:さく果。径5~6mm扁球形。3室(2室?)に区分。 
花期 3~4月開花。8~12結実。
 
オオバギ属 オオバギ属は世界に約300種、タイには22種ある大きな属である。特に熱帯に多く分布している。Mallotus属と類似する。蟻と共生するいわゆる「蟻植物」が多い。*タイのサイト「Flora of Tthailand」より。
 
雑感 シリキット植物園内の各所(斜面が多い)に多数生育している。陽樹のようで成長は早い。オオバギ属の名の通りで葉の形は大きい。広大なシリキット植物園で確認したオオバギ属は本種のみだった。
雌雄異花異株だが、雄雌花の区別が出来ず数本撮影し、宿の戻りチェックしたがどうやら全て雄花のようだ。やむなく果実が生っていた株(雌株)の開花直前の花?を掲載した。数日後にでもシリキット公園を再訪すれば撮影できたと思われるが、余りの暑さで再訪する気にはとてもなれなかった。

*オオバギ属は、蟻と共生するアリ植物が多いが、本種にはアリ植物の情報は見当たらなかった。私も蟻の姿は確認していない。本種はアリ植物ではないと思われる。

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