Vernicia montana / カントンアブラギリ

科名属名学名	トウダイグサ科Vernicia montana
タイ名	มะเยาหิน（マヤオ・ヒン）、มะเยาเหลี่ยม （マヤオ・リアム）
その他名称	英名Chinese wood oil tree　　　　　　　　　　　　　　中国名ー木油桐
原産地など	東南アジア（ヴェトナムに多）・中国南部。タイでは北タイの若い雑木林に生育。
用途など	種子から油脂（Tung Oil)。街路樹。

	雄花	雄花序
チェンマイ市内にて撮影	雌花	雌花序

果実	葉	幹

樹形・幹・葉　高さ9~15m落葉樹。　　葉：長さ8~20cm広卵形3~5裂。

花・果実　花：雌雄異株時に同株。雄花序は花多数の総状花序、頂生。花弁5白色中心紫色・雄蕊8~10。 　　　　　　　　　雌花序は雄花序よりやや小型の総状花序。雌蕊は花弁5白色柱頭3裂。　 　　　　 　　 果実：径3~5cm卵球形。表皮に皴あり。種子3個（油脂に富む）

花期　2~3月開花。4~5月結実。（掲載の花画像は同一株を3月及び8月撮影、この樹は年2回開花している）

雑感 　チェンマイ市内の道路沿いに街路樹として植栽されていた。種名判明に手間取ったが果実の筋模様などからカントンアブラギリと同定。白い花序が多数で清楚な感じである。街路樹・緑陰樹としては好い樹だなあと思う。（私の観察では年2回開花結実していると思われる。採油用栽培もあるようだ） 種子から採れる油脂はバイオエネルギーの候補だが、収穫量でやや劣るようだ。

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