Phyllanthus acidus /アメダマノキ
 科名属名学名 コミカンソウ科 Phyllanthus acidus   (従来トウダイグサ科)
 タイ名 มะยม(マヨム) 
 その他名称 英名Star berry、Star Gooseberry  
 原産地 インド・東南アジア原産                        タイ国内には広く分布。
 用途など 果実、葉は食用。吉兆樹として門前に植栽。 
  
 雄花  雌花
 チェンマイ市内にて撮影  花序(雌雄同花序の例)  果実
   
果実  葉  果実皿

 樹形・幹・葉 高さ3~10m常緑樹。幹は分枝多。  葉:複葉?2列互生。各葉は長さ楕円形先尖。全縁。
 花・果実 花:雌雄異花同株。雌雄花混在花序と別花序あり。雄花は赤紫色の萼片4雄蕊4、雌花は桃色萼片         4~6。共に径2~3mmの小花。花序は幹生(新旧の枝に生える)。花序数は超多数。
       果実:液果。径1.5~3cm黄白色、ほぼ円形(6~8の凸あり)。種子:黒灰色で固い。1個。
 花期 4~11月(雨季)に開花・結実。
 
 植物情報 花の性に関して、タイでは雌雄同株の記載が多いが、雌雄異株ありの記載も若干!両性花ありの
英文情報もあるが?。葉は複葉の情報を探したが見いだせず!花序名も見い出せず!
 
 果実実食 酸味は強いが梅干しの半分程度であり僅かに甘味もある。齧って食べられるが、それ程美味しいものではない。調理に際しての酸味付けに利用することはある(実食の際はマナオを使用が多い)。
 
 染料 樹皮を使って、繊維を茶色に染色する
 
 野菜 若芽・若葉を食用にする。スープの具に用いるのが一般的。
     市内にも植栽多数で市場には少ない。酸味が程よく口あたりが好いそうで、多用されていると思う。
 
 吉兆樹 タイ名มะยม(マヨム)は、มิยม(ニヨム)評判が好い、という語とゴロが似ていることから、お店の前に好んで植栽されることが多い。また、果実は酸性で錆落としの効果があり、タイの僧侶は托鉢用の容器(金属製であり食器を兼用)を洗う際に利用したと思われる。
 
 雑感 市内の至る所に植栽されている。花は地味でむりろ解り難いが果実超多数で好感。
洋式レストランの門前の樹を写していたら娘さんが出て気て立ち話し、、葉のスープが美味しくて大好物だと言う。お店でも出したらといったら外人さん(ファラン)に酸味のある葉は好きでないよとのこと!

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