ショウガ科Zingiber 属
     <Zingiber offcinale / キン(生姜)> <Zingiber montanum / プライ(ボンツク)>

Zingiber offcinale / キン(生姜)  
 科名属名学名  ショウガ科Zingiber offcinale
 タイ名 ขิง(キン)                  和名生姜、生薑、薑
 その他名称 英名Ginger             中国名ー薑  
 原産地・分布 熱帯アジア原産。世界各地で栽培 
 用途など 根茎を野菜・香辛料として利用。薬用(生薬)。
 
   花(かなり枯れている)
 
  チェンマイ郊外にて撮影  苗市場にて
     
 野菜市場にて  茎・葉付き  野菜市場にて 根茎  野菜市場にて 根茎の細切り
     
 ショウガ・ジュース    

 樹形・幹・葉 高さ80cm多年生草本。根茎淡黄色。葉鞘が巻重なり偽茎形成し出葉。葉:単葉。細長披針形。
 花・果実 花:根茎から花茎を出し頂部に円筒状花序をつける。花冠は淡黄緑色。
       果実:乾果。径1cm球形(3片構成)。種子多数。
 花期 花期?   (掲載画像撮影は8月)   *花は枯れ花で判り難いが、下記掲載のプライに似ている。
 
 野菜・香辛料  根茎を香辛料として利用する。野菜市場には必ず置いてある。
 
 飲料 乾燥した根茎を煮出して飲料(薬用あり)にする。煮出し汁は、温めて飲用することも多い。
      *タイの食堂で注文するとホットかアイスと訊かれることが多い。今では本飲料のある店は少ない
 
 雑感   日本のショウガ(生姜)に全く同じである。ショウガ・ジュースのホットは生姜湯に同じである。特段のことはない。


Zingiber montanum / プライ(ボンツク)  
 科名属名学名  ショウガ科Zingiber montanum   (syn)Zingiber cassumunar 、Zingiber purpureum  
 タイ名 ไพล (プライ)ว่านไฟ
 その他名称 英名ーCassumunar ginger,          カンボジア名ponlei
 原産地・分布 タイ・ヴェトナム・カンボジア。          タイでは各地区に生育。
 用途など 花を野菜として食用。花序より香油採取、根茎等各部位薬用あり。
     
 花序
 
 、花博公園・民家園にて撮影      (画像の左下に開花している)  花
     
 野菜市場にて  幼花    

 樹形・幹・葉  高さ0.7~1.5m多年生。 葉鞘が巻重なり偽茎形成し出葉。葉:単葉。細長披針形
 花・果実 花:根茎から花茎を出し頂部に円筒状花序をつける。花冠は白色。
       果実:乾果。
 花期 花期?  掲載画像は8月撮影。      
 
 野菜  幼花を野菜として食用。                    *根茎は香辛料としての利用は無く薬用と思われる
     *掲載画像の幼花は山岳民族の金曜市で売られていた。売り子さんはタイ語が通じなかった。どのようにして食するのな?
 
 雑感  花博公園の民家園を散策中に植栽の本種が開花しているのを発見、ラッキー。根茎を食用にする思い込んでいた野菜市場で根茎を探していたが見つけられなかったものである。花を食用にするという情報は再確認したいと思っている。

 TOPへ


inserted by FC2 system