ショウガ科Curcuma属
<Curcuma longa L / カミン(ウコン)>
<Curcuma alismatifolia / クラチアオ(クルクマ・アリスマティフォリア)

Curcuma longa L / カミン(ウコン) 
 科名属名学名  ショウガ科 Curcuma longa L 
 タイ名 ขมิ้นเหลือง(カミン・ルアン)                  別和名欝金、宇金、郁金、玉金
 その他名称 英名Turmeric インド名ハルディ (Haldi)、マレー名クニッツ (kunyit)、中国名ー姜黄
 原産地・分布 インド原産。熱帯アジア他、亜熱帯地域にも広く植栽。我が国では沖縄で栽培。
 用途など 根茎を香辛料として食用、薬用。根茎から黄色染料採取。観賞用植栽。
チェンマイ郊外にて撮影  チェンマイ郊外にて撮影
 
 花序(紫系)  花序(白系)    花
 
  野菜市場にて  野菜市場にて 野菜市場にて  WhiteTurmeric  


 樹形・幹・葉 高さ0.5~1m多年草。根茎内部は黄色。葉:根茎より単出葉。長さ30~40cm広披針形。
 花・果実 花:根茎より花茎を出し円筒形の花序を頂生。白色・淡紫色の苞葉の下部に花弁黄色の花開花。        果実:3片より成る球形。種子は各片2個。
 花期 花期 ? (掲載画像は9月撮影)     
 
 染料 根茎より黄色色素を採取。 衣類染料の他、カレーの原料、食品染料(たくあん等)にも利用される。 
 
 香辛料 根茎を香辛料として利用する。野菜市場では必ず見かける。タイ料理に使用は多い。
      *WhiteTurmeric(ขมิ้นขาว)は本種の根茎ではなく、別種Curcuma manggaの根茎である。
 
 雑感  Curcuma属には白色の種・品種は多いが、本種は苞葉の間に黄色い花が見えるのが特徴で、なかなかに美しい。根茎は香辛料として、タイ料理には多用されている。


Curcuma alismatifolia / クラチアオ(クルクマ・アリスマティフォリア) 
 科名属名学名  ショウガ科 Curcuma alismatifolia  
 タイ名 กระเจียว(クラチアオ)、กระเจียวบัว
 その他名称 英名Siam tulip               中国名ー 薑荷花.
 原産地・分布 熱帯アジア原産。 アフリカやオーストラリアにも分布。 タイでは北部の林に生育多い。
 用途など 花が美しく観賞用植栽、切花。根茎を香辛料、薬用食品着色料、染料に利用。          *チャイヤプーム県(東北部)の県花。タイチューリップとも称される。 
     
 花
 
 チェンマイ花博公園にて撮影  花と葉

 樹形・幹・葉  高さ60~90m多年草。葉:根茎より単出葉。長さ18~25cm披針形。
 花・果実 花:根茎より花茎を出し円筒形の花序を頂生。明紫色の苞葉の下部に白黄色の花弁の花が咲く。        果実:卵形。
 花期 花期6~8月      
 
 雑感  チェンマイ花博公園に群生植栽されていた。本種は紫色(王妃の色)でタイ人には非常に人気があり、チャイヤプーム県(東北部)の県花である。同県のパーヒンガーム国立公園の広大な群生は著名である。
また英名Siam tulip(タイーチューリップ)として国際的にも著名である。


 チェンマイ花博公園の正面花壇には各種のクルクマ属(含む園芸種)が多種が大量に植栽(8~9月)
 


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