Terminalia calamansanai /サクニー
 科名属名学名 シクンシ科Terminalia calamansanai 
 タイ名 สกุณ(ีサクニー)                  サクニ―=小鳥 birdの意
 その他名称 英名  
 原産地等 東南アジア・パプアニューギニア           タイでは各地の落葉林・乾燥林に生育。
 用途等 大型緑陰樹。薬用多。木材。 
   
 花  花序
   
 花博公園にて撮影  果実  熟果実
   
 葉  幹  落下果実(完熟果ではないが、、)

樹形・幹・葉 高さ25m落葉樹。幹は通直。    葉:単葉、螺生。長さ8~13cm楕円形先尖。
花・果実 花:白黄色の径5mm小花。萼片5花弁無し。8~16cm穂状花序。                             果実: 乾果(翼果)。翼2枚長さ4~8cm。茶褐色に熟。   種子:楕円形先突。1個。
花期 8~12月開花。12~4月結実
 
雑感  チェンマイの花博公園の中ですっと抜きんでるような高さに生育していた。シクンシ科テルミナリア属の樹木は樹形が整った高木が多く、果実類型は核果と翼果に2分される。本種は翼果に属し、翼5枚のクチナシミロバランに対し、翼は2枚である。風散布する翼果が小鳥に似ているのかタイ名สกุณ(ีサクニー)は小鳥の意である。翼果を着ける樹木は、一般に高木でしかも果実は超多数に生る。果実が熟して色づく風散布時期が最も美しく見える。本種も果実が熟した時は樹木全体が茶褐色の翼に溢れかえり、翼果を風散する姿は見ていて飽きることはない。素晴らしい樹である。

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