樹形・幹・葉 高さ8~25m落葉樹。樹形開張。
葉:単葉・互生,枝先密集。長さ15~30cm倒卵形。落葉前に全紅葉。 |
花・果実 花:雌雄両性花・同株同花序。先端に雄花,基部に雌花・両性花。白緑色の小花。穂状花序。
果実:核果。扁平。内果皮はコルク質状で種子を包み水浮揚可。種子:細長4稜形。仁は食用。 |
花期 開花通常2~3月。個々の樹木によって開花結実落葉はかなり相違がある。*年2回開花?。 |
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植物染料 葉を使って、繊維を緑色に染色する。 |
仏典に縁の植物 タイ名หูกวาง(フー・クワーン)は鹿の耳の意で、葉の形が鹿の耳に似ていることに縁る。ブッダの初転法輪の地,インドのサールナートの地名は鹿の園の意で、鹿が多数棲んでいた。漢訳仏典では鹿野苑と訳されている。フー・クワーンは初転法輪の地サ―ルナ―トを偲ぶ植物である。 |
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雑感 チェンマイでは寺院を始め至る所に植樹されている。大きな葉が紅葉したときは美しくよく目立つ。年2回くらい落葉するようで,乾期末には深緑の樹,紅葉の樹,全落葉の樹を時を同じく見かける。
*英名Sea almondは海辺の植物を連想させるが,山地のチェンマイにもたくさん生育している。 |