Centella asiatica / ツボクサ
 科名属名学名 セリ科・Centella asiatica
 タイ名 บัวบก (ブアボク) ผักหนอก(パクノーク)   ブア=蓮、睡蓮 ボク=陸、 葉形を睡蓮に見立て、陸の睡蓮の意
 その他名称 英名Indian Pennywort、Gotu Kola   中国名-积雪草、マレー名Pegaga
 原産地など 熱帯から亜熱帯にかけ全世界に分布。 我が国では関東地方以西の山野の平地に生育。 
 用途など 葉・茎を食用・飲料用・薬用。
     
 花(と思う)
 
 チェンマイ市内にて撮影  幼果実
     
 野菜市場にて  同左画像拡大  ツボクサのジュース

 樹形・幹・葉 茎は地面を匍匐し節から根を出す。各節より1~4出葉。高さ6~10cm。径2~5cm腎円形、鈍鋸歯。
 花・果実 花:花弁5淡紫色・雄蕊5・花柱2。節に数花の散形花序。
       果実:扁球形緑色。熟して2分果。
 花期  6~10月開花
 
 野菜  葉(含む葉柄)を食用にする。香り味は同じセリ科のミツバに似ている。タイ料理には広く用いられる。
 
 飲料  タイ名น้ำบัวบก (ナム・ブアボク) 葉をすり潰して飲料にする。セリの香りとほんのりとした甘味に少し苦味があり美味しい。チェンマイのタイ食堂の飲み物メヌーには大抵あり、見ているとタイ人は良く注文している。
*日本人で飲んでいる方は少ないかも?私は試飲をお薦めします。
 
 雑感  私はタイ食堂ではน้ำบัวบก (ナム・ブアボク)を愛飲しているので(野菜として)掲載すべくチェンマイで撮影したが、ツボクサの生態をよく知らなかったので匍匐茎や花果実の撮影はイマイチだった。タイでは野菜市場には必ずあり広く食され、広く飲まれる実に著名な植物です。

ツボクサは熱帯・温帯に広く生育し、我が国でも各地に広く見られる。私の大阪市内のマンション敷地内にもあちこちに生えている。

 TOPへ


inserted by FC2 system