Azadirachta indica / ニームツリー(インドセンダン)
 科名属名学名 センダン科 Azadirachta indica            別和名インドセンダン
 タイ名 สะเดา(サダオ),สะเดาอินเดีย(サダオ・インディア) 
 その他名称 英名Neem tree  インドの多数の言語名ーNeem  中国名-苦楝樹 台湾名-印度楝
 原産地 インド原産。熱帯アジア・東アフリカ 
 用途など 木材(建築・車両・船舶)樹皮・種子は薬用。街路樹。*ウタイターニー県(中部)の県木。 

      
 花  花序
   
 チェンマイ市内にて撮影   極冠の(様子 果実
     
 葉 幹  野菜市場にて 

 樹形・幹・葉 高さ15m常緑樹。 葉:奇数羽状複葉,互生。小葉9~15枚。披針形先尖,鋸歯縁。
 花・果実 花:白色~淡黄色,5弁。円錐花序。芳香。 
       果実:液・核果。長さ1.3~2cm長楕円形。黄色に熟す。種子:楕円形(稜無し)1個。
 花期 12~3月開花。果実は3~6月に熟す。
  学名 タイのニームツリーは変種のAzadirachta indica var. siamensisと思われる。葉形がやや波状かな?
 
 染料 樹皮・材を使って、繊維を赤緑色,茶褐色に染色する。
 
 野菜 若芽、若葉、幼花を食用にする。市場では若葉や幼花が枝に着いた状態で販売されている。
 
 仏典の植物 南伝仏典の伝えるところ1「過去28仏第14.スメーダ仏がこの樹の下で成道された」。
2「ブッダは第11回目の雨安居をナレール・ヤック(ナーラー村?)の パチンマントー樹の下で過ごされた 」このパチンマントー樹がインドセンダンであると,,。(*2は私には余りにも難解です。)
梵語名ニムパ,ニムポーであり,漢訳仏典名ー衽婆(にんぱ)(*衽は糸編)である。
 
 雑感 チェンマイ市内には植樹多数。白花満開の樹姿は美しい。植樹されているのは変種Azadirachta indica var. siamensis が殆どだと思われる。

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