サクラソウ科イズセンリョウ属2種  <Maesa ramentacea > <Maesa indica> 


Maesa ramentacea / マエサ・ラメンタケア
 
 花  花序
 シリキット公園にて撮影  果実  果実
     
 葉  幹  

 科名属名 学名 サクラソウ科イズセンリョウ属 Maesa ramentacea   
 タイ名 ข้าวสารหลวง(カーオサーン・ルアン)。 カーオサーン=白米。小花を白米に見立てたものと思われる。
 その他名称 英名ー     中国名-秤杆樹
 原産地 インド・東南アジア・中国南部、高地に生育。      タイでは海抜200~500m湿林に生育。
 用途など 花・葉は食用。装飾樹として植栽。薬用多。

 樹形・幹・葉 高さ5~10m常緑樹。分枝多。幹凸有。葉:単葉互生、長さ7~15cm楕円形先鋭尖。鋸歯又は全縁
 花・果実 花:花弁筒型先5裂、白色径2mmの小花、両性花。円錐花序。
       果実:液果。径2.5mm球形。灰黄色。種子多。
 花期 2月~3月開花。5~6月結実。(時に不定期)。
 
 雑感 シリキット植物園で数本見かけた。満開樹姿は白色小花が超多数で美しい。日本のイズセンリョウ(Maesa japonica)に比べるとやや華麗かなという感じである。花も果実も2~3mmの超小型で、私の技量ではピントが合った花画像が得られなかったのは残念である!


 Maesa indica /マエサ・インディカ
 
 花  花序
 シリキット植物園にて撮影(満開)  果実  果実
     
 葉  幹  

 科名属名 学名 サクラソウ科イズセンリョウ属 Maesa indica  (syn) Baeobotrys indica     
 タイ名 ข้าวสารน้อย(カーオサーン・ノーイ)
 その他名称 英名ー          中国名-包瘡叶(瘡は簡体字)、大白飯果。
 原産地 インド・ベトナム・中国南部の山地に分布。
 用途など 薬用多。

 樹形・幹・葉 高さ1~3m(稀に5m)常緑樹。分枝多。幹凸有。葉:長さ7~15cm楕円形先鋭尖。鋸歯(不規則)
 花・果実 花:花弁先5裂雄蕊5の白色径2mmの小花。円錐花序。果実:液果。径3mm球形。淡黄色。種子多。
 花期 4~5月開花。(掲載画像は 月撮影)
 
 雑感 シリキット植物園に満開に開花していたので撮影しておいた。Net検索するとヒットは僅か!イズセンリョウ属は北タイから中国南部にかけて数十種あるが、本種は分布が少ないと思われる。
中国Netの情報も参考に植物情報を記載したが、情報は樹高や原産地等にバラツキが大きい本情報は余り参考にされないほうが賢明かと、、、。山地の植物は海辺の植物に比べ情報が少ないのが通例である。
 

 TOPへ


inserted by FC2 system