Barringtonia macrocarpa/チック・ノムヤーン
 科名属名学名 サガリバナ科 Barringtonia macrocarpa 
 タイ名 จิกนมยาน(チック・ノムヤーン)   ノム=乳、 ヤーン=ぶら下がった→果実(乳)が下垂している様? 
 その他名称 英名-
 原産地等 東南アジア。                       タイでは山地原生林に生育。
 用途等 庭木。

 
 花(咲き始め)
 
 花博公園にて撮影  花(咲き終わり)
   
 果実  葉  落下花

樹形・幹・葉 高さ3~8m落葉樹。葉:単葉・輪状互生。長さ40~90cm倒披針形先尖。肉厚、波状。若葉は赤紫色
花・果実 花:花径6~8cm萼筒・花弁4・雄蕊長く多数薄紫色。長さ60~120cm総状花序,下垂。                 果実:核果。長さ5~7cm卵形、菱4あり。雌蕊残存。緑色~緑紫色。 種子1個。
花期   10~11月開花。12~3月結実。
 
雑感  花博公園で見かけた。Barringtonia属で、種小名macrocarpa=大きな果実である。しかしゴバンノアシ(Barringtonia asiatica )の果実の大きさには遠く及ばない。ゴバンノアシが海岸性であるのに対し、本種は内陸性のようだ。北タイ等は内陸のやや高地であるが、河川の氾濫による洪水は今なお雨季の行事みたいなもので種子を水散布する植物はかなり多い。かっては、広大な水溜まり状態が頻繁に発生いていたものと思われる。

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