Ceiba pentandra / パンヤノキ |
科名属名学名 | アオイ科 Ceiba pentandra (従来科名 パンヤ科) |
タイ名 | นุ่น(ヌン) |
その他名称 | 英名White silk cotton tree,Kapok |
原産地 | 熱帯アメリカ原産。西インド諸島・熱帯アメリカ・熱帯アジア・アフリカ |
用途など | 木材。綿は袋物用。観賞樹。 |
花 | 花序 | |
チェンマイにて撮影 | 果実 | 果実 |
5片に開裂した果実 | 葉 | 板根 |
樹形・幹・葉 高さ20m落葉高木。幹は直立。枝は水平に輪生。幼木に棘。葉:掌状複葉。小葉は5~8枚。 | ||
花・果実 花:乳白色,花弁5は基部合着。単生又は10数個群生。 果実:さく果。長さ15~20cm紡錘形。熟し5片開裂。 種子:長毛あり。多数。 |
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花期 1~3月開花。 | ||
果実の綿(種子の繊毛) パンヤノキの種子の繊毛とワタノキの種子の繊毛の違いは,パンヤノキの種子繊毛は紡いで糸状にすること(紡錘)ができないが,ワタノキの種子繊毛は紡いで糸状にできることにある。この違いは大きく,糸状にできればこれを織ることによって布や衣類が作れるが,できなければ衣類は作れない。パンヤノキの種子の繊毛は紡げないので,クッションなどの詰め物に利用されるにとどまっている。同じパンヤ科のキワタノキも同様である。 | ||
雑感 チェンマイにはいくらかの植樹。全落葉~花蕾多数~開花~新緑の新葉と果実~果実の炸裂・種子繊毛の散布と一年を通じて姿変化の大きい植物である。種子繊毛(綿)の散布期間が長く,除去清掃は大変な手間のようだ。 |
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