Bombax ceiba  / キワタノキ
 科名属名学名 アオイ科 Bombax ceiba  (syn)Bombax malabaricum  
 タイ名 งิ้ว(ギウ) 
 その他名称 英名Red cotton tree,Silk cotton tree, インド・ヒンディー名シャルマリ
 原産地 南アジア原産。 インド・東南アジア・オーストラリア       タイ各地に広く植栽・自生。
 用途など  木材(浮子・カヌー・茶箱・棺)。花芽(雄蕊)は食用。観賞樹。

      
 花 満開
   
 チェンマイにて撮影 果実  果実裂開 種子
     
葉  幹   落下花(雄蕊は食用)
     
 野菜市場にて  乾燥の花雄蕊 同左拡大  料理 ナム・ニアオ(中央上2個)



 樹形・幹・葉 高さ20~30m落葉高木。幹は直立,棘多数。  葉:掌状複葉,枝先に束生。小葉5~7枚
 花・果実 花:赤色,5弁,雄蕊多数で基部合着。単花又は小花序 
       果実:さく果。長さ10cm紡錘形。熟して裂開5片。  種子:白色綿毛有り。多数。
 花期  1~2月全落葉後に開花。果実は散花後1ケ月程で結実し間もなく開裂する。
 
 野菜 乾燥した花の雄しべを食用にする。
散策中に落下した花の雄蕊を集めている人を見かけた。ナム・ニアオ(น้ำเงี้ยว)というスープの具材にするという。
乾燥し長期保存も可能なようだ。ナム・ニアオ(น้ำเงี้ยว)はビルマ・シャン州のタイヤイ族の定番料理である。
 
 仏典の植物 南伝仏典にも北伝仏典にも記載があるが、シュメール山関係で詳細未把握である。(翻訳と理解に難渋している)。
梵語名シャールマリ,シム(マ)プリー。漢訳仏典名ー舎摩利(しゃまり)。
 
 雑感 チェンマイの市内や郊外に植樹は多い。全落葉して花で真っ赤に染まる大型の樹姿が素晴らしい。


キワタノキの街路樹
  



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