Bombax anceps Pierre /ギウ・パー
 科名属名学名 アオイ科 Bombax anceps Pierre                (従来パンヤ科)
 タイ名 งิ้วป่า(ギウ・パー) งิ้วดอกขาว(ギウ・ドークカーオ) 
 その他名称 英名ーNgiu paa  
 原産地等 東南アジア大陸部                 タイでは北・東北タイの落葉林に生育多。
 用途等 木材(カヌー等)。薬用多。

   
 花(雌蕊の花柱が長い)  花蕾・花・幼果実
   
チェンマイにて撮影  果実  葉(葉裏からの撮影)

   
 枝  根本付近(大成木)  落下花

樹形・幹・葉 高さ15~25m落葉樹。幹・枝に棘多。葉:掌状複葉・互生。葉柄長、小葉7~9長さ9~14cm披針形。
花・果実 花:花径10cm萼筒(花托?)緑色3~4裂。花弁5白色外反、雄蕊長・多数。  単生又は小花序。
       果実:さく果。長さ10~15cm長楕円形。茶黒に熟し裂開5。種子多、長毛あり。 
花期 12月~1月全落葉後に開花。1~2月果実。
 
雑感 本種は乾燥フタバガキ林に生育多く、乾季1~2月頃にシリキット植物園の山頂付近から見下ろすと、全落葉後に大きい白花が多数咲いてよく目立つ樹である。一つの花の開花日数は短く萎れやすい。幹・枝の棘は鋭くて、近寄りがたい。全落葉から開花・結実・出葉まで月次に変化し、季節の変化を感じさせてくれる。日本では余り知られていないようだが、北(及び東北)タイでは目にすることが多い大樹である。

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