Mesua ferrea /セイロンテツボク
 学名 Mesua ferrea  (syn) Mesua nagassarium
 科名属名 テリハボク科 Mesua ferrea  (syn) Mesua nagassarium  
 タイ名 บุนนาค(ブンナーク),นาคบุตร(ナーク・ブット)     ブン=子(?)+ナーク=龍
 その他名称 英名Nagkesar tree,Ceylon ironwood  インド・ヒンディー名Nagkesar 中国名-鉄力木
 原産地 セイロン原産 インド・インドシナ                  タイには広く生育している。
 用途など  材(枕木,銃床,彫刻) 装飾樹。蕾・花は香料。        *ピチット県(中部)の県木。
     
 花  多数の花
   
 チェンマイにて撮影  果実 熟果実(外皮が木質化)
     
 葉  

 樹形・幹・葉 高さ15~30m常緑樹。主幹直立 葉:対生,単葉。楕円形,先端は尖る。若葉は赤く萎れる。
 花・果実 花:白色,4弁,径8cm。芳香強い。単花。
       果実:液果?核果?。2~4cm球形~楕円形。 種子:1~2個。
       (熟すと外皮が成長し木質化して果実を包む。)
 花期 2~3月開花。
 
 木材 木材流通名は英名Mesyua,和名セイロンテツボクである。材は固く枕木や銃床に利用。
 
 仏典の植物 北伝仏典のつたるところ(諸説あるが)弥勒菩薩の成道樹である。南伝仏典については未把握。
梵語名ナーガケシャラ 漢訳仏典名ー那我計沙羅(ながけさら)である。

*漢訳仏典名ー龍華樹(りゅうげじゅ)には2種の植物が推定されている。(セイロンテツボクにも同じく記載)
「仏教植物事典」(和久)によると、龍華樹(りゅうげじゅ)はテリハボクであり弥勒菩薩の成道樹としている。
「仏典の植物」(満久)によると諸説あるがセイロンテツボクが有力であり弥勒菩薩の成道樹としている。
梵語名ナーガケシャラ 漢訳仏典名ー那我計沙羅(ながけさら)である。
 
 雑感 樹姿好く,花は大型で多数咲き、満開時の美しさは格別である。

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