Pisonia grandis / セーンチャン(トゲミウドノキ
 科名属名学名  オシロイバナ科・学名Pisonia grandis             和別名サラダノキ
 タイ名 แสงจันทร์(セーンチャン)    セーン=光線、チャン=月。  月の光の意 
 その他名称 英名Lettuce tree , Moonlight tree    中国名-麻疯桐(西沙諸島珊瑚島に生育)
 原産地・分布 インド洋及び太平洋上の小島に生育。    我が国では南鳥島に生育。 
 用途など 装飾樹・日蔭樹として庭・広場に植栽。 
 
上方の 葉(黄白色~かなり白色)
 
 チェンマイ市内にて撮影 上方の 葉(黄白色~かなり白色)下方の 葉(黄緑色~緑色)
     
 名表札  

 樹形・幹・葉 
 花・果実 
 花期 花期          花・果実は見かけたことがありません。   
 本種の植物情報は、花果実に関してはタイのサイトには見当たらないので記載を省略しました。 
 
 学名について 掲載画像はタイのNet画像や私の見かけた名表札には学名Pisonia grandisが記されているが、葉が余りにも白く観賞植物にみえること、更には花・果実を見かけたことが無いことなどから、本当にPisonia grandisかな(園芸種ではないかな)と疑っていた。よく調べると中に 学名Pisonia alba Spanを併記しているサイトも若干ある。The plant listを参照すると、Pisonia alba SpanはPisonia grandisとは別種であり、Google画像検索で照合すると掲載画像はPisonia grandisよりも、Pisonia alba Spanに似ているようにも思われる。
また、「P .albaSpan.(英名lettucetree)はマレーシアの海岸などにあるP.silvestrisTeysm.etBr.の栽培品と考えられ,雌株が使われる。」との情報もある。

掲載画像はタイ情報に順じPisonia grandisとしたが、正直なところ、私には正確な学名が確認できていない。
 
 野菜  タイでは掲載画像の葉は食用にされていないと思われる。
 
 雑感 明るい色の大きなの葉が茂り極冠が大きいことから装飾樹として、日陰樹として、チェンマイ市内での植栽は多数!タイ名はセーンチャン(=月の光)唯一なので、タイ全国でも同様と思われる。
 補足 Pisonia grandisの生育地情報
Wikipedia, the free encyclopediaによると、本種の種子は非常に粘着性があり、海鳥の羽に粘着して散歩される。散布され生育する場所は、珊瑚礁の小島(Coral cay)など海鳥の糞が堆積(guano)した燐酸の多い土壌である。この土壌は普通の植物は殆ど不毛であり、Pisonia grandis単一植物群落を形成する。
葉はいくらかの地域(some country)では伝統的に食用にされ、特にモルジブ(Maldive Island)のMas huniという料理に供されることがある。


市内の校庭に日陰樹として植栽のセーンチャン(月の光)


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