Dolichandrone serrulata /ドリカンドロン・セルラタ
 科名属名学名  ノウゼンカズラ科Dolichandrone serrulata
 タイ名 แคนา(ケーナー)、แคป่า(ケーパー) *北タイ通称แคขาว่(ケー・カーオ) ดอกแค(ドーク・ケー)
 その他名称 英名不明
 原産地  タイは原産地であるが他は詳細不明。             タイでは雑木林に生育。
 用途など  街路・公園などに装飾樹・緑陰樹として植栽。
      
 極冠の様子(夜間撮影)  花(夜間撮影)
   
 チェンマイにて撮影  果実  落下した花
   
 葉  幹  

 樹形・幹・葉 高さ10~20m落葉樹。葉:羽状複葉(奇数)。小葉5~7対+1。5~7cm倒卵形先尖。やや鋸歯。
 花・果実 花:白色、花弁筒型先端5裂ー径6~8cm。 
       果実:さく果。長さ1m線形。熟して裂開2片。種子翼あり、多数。
 花期 2~3月開花。3~8月着果。(花は1日花で夜間開花。*夜が明けると即に落花)
 
ノウゼンカズラ科ドリカンドロン属の種は多数あり、いずれも白花で夜間開花が多い。Dolichandrone spathacea(英名Mangrove trumpet tree)がよく知れられているが、チェンマイでは見かけない。
 
 雑感 チェンマイには市内・郊外に自生・植栽は多数。ターペー門広場にも並木として植栽されていて、夜間に開花する一夜花である。朝には多数の白色の大型の落下花が見られる。
名前を訊くと「ดอกแค(ドーク・ケー)」との返事。ドーク・ケーはシロゴチョウ(Sesbania grandiflora)とほぼ同名になるので、タイトル和名は学名カタカナ書きとした。夜間のみの開花なので外国人には余り知られていないようだ。

ターペー門広場のドリカンドロン・セルラタの並木 *この樹を見た方は多いと思われるが、花は?
 

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