雑感 本種の花期は雨季5~6月で蒸し暑く、爬虫類や節足・軟体動物が多くて森に入りたくない季節だが、意を決して訪タイした。撮影できた植物種は果実を含め多数で満足したが、高齢の身には難行苦行だった。
本種はシリキット植物園の細い通路脇に数本生育していて、予想通りに開花していた。花は思っていたより小花で、花弁は薄く白黄色。高いところに咲いていたので、鮮明な画像が撮れなかったは残念だった。落下花の雄蕊4の確認撮影も忘れしてしまったが、とにかくStereospermum属を撮影できて可としよう。
タイ原産のノウゼンカズラ科のソリザアヤノキ、カッツアゴン、マルカーミアステプラタは、花が大きく肉厚で野菜として食用にされるが、本種は食用にされないようだ。花弁は小さく薄いからかな?
*南米原産のノウゼンカズラ科の花木は、チェンマイの街路の目立つところに植栽され色鮮やかに開花し、種子は多数で毛があり風散布されるが、植栽された場所以外では見かけることが殆どない。アフリカ産のアフリカン・チューリップツリーを稀に見かけるはある。何か理由があるのだろうかな??
観光シーズンの1~2月はタイは乾季の落葉期であり、タイ産の花木の開花は乏しい。最近は南米原産の多種のノウゼンカズラ科の植栽は(かなり)観光客を意識したものかなと感じることも、、、、個人的偏見かな?。 |