Acacia catechu / アセンヤクノキ
 科名属名学名 マメ科ネムノキ亜科Acacia catechu                別和名ペグノキ,カテキュ。
 タイ名 สีเสียด(シー・シアト)     สี(シー)=擦る,緩和する。 เสียด(シアト)=胃腸の強い痛み。 
 その他名称 英名Catechu tree、   インド・カンナダ名 kadira     
 原産地 インド・ビルマ・タイ・東アフリカ                   タイでは雑木林に生育。
 用途など  芯材よりペグ阿仙薬採取。染料(赤褐色)。木材。*カムペーンペット県(中部)の県木.。
      
 花  果実
   
 チェンマイ花博公園に撮影  葉  幹

 樹形・幹・葉 高さ10~15m落葉木。樹皮縦筋。小枝に棘。葉:2回羽状複葉。羽片10~12対,小葉30~50対
 花・果実 花:白色~暗黄色の小花。穂状花序。 果実:莢果,5~7cm扁平。褐色。種子は3^10個
 花期 3~6月開花
 
 薬用 芯材の煮出液からペグアセンヤク等が採取される。アセンヤク(阿仙薬)は、整腸薬、収斂性止瀉薬として用いられる。
*現在の日本薬局方に定められる阿仙薬はアカネ科ガンビル(Uncaria gambir)を使用すると規定されている。このアセンヤクノキから採取される阿仙薬はペグアセンヤクと別称され、日本での輸入はない。。
 植物染料 材を使って、繊維を赤褐色に染色する。
 
 
 仏典の植物 南伝仏典の伝えるところ「ブッダは成道後8回目の雨安居をスンスマーラ山のテ―サカー林の滞在された。」とあり,このテ―サカー林はアセンヤクノキの林であるという。北伝仏典も同様の伝えである。
梵語名はカディラ、カジラであり,漢訳仏典名は佉陀羅(きょだら)、渇陀羅(かつだら)である。
 
 雑感 古くは,薬用・染料に利用され多く植栽されていたと思われるが、今では少ないようで、市内では滅多にみかけない。樹皮の深い縦皴が特徴的である。

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