Lagerstroemia floribunda / タベークナー
 科名属名 学名 ミソハギ科Lagerstroemia floribunda  
 タイ名 ตะแบก(タベーク),ตะเบกนา(タベークナー) 
 その他名称 英名Thai Crape myrtle 、Kedah bungor   
 原産地 タイ・マレーシアに多い。                    タイは全国に植栽多数。
 用途など 木材(建築・柱,道具)装飾樹,街路樹。        *サラブリー県(中部)の県木 
      
 花  花序
   
 チェンマイにて撮影  果実  葉
   
 幹  幹    幹(樹皮剥落中)

 樹形・幹・葉 高さ15~25m落葉樹。樹皮は大きな剥片の痕跡多数。葉:単葉,互生。10~15cm長楕円形先尖。
 花・果実 花:白紫~紫色。黄色の雄蕊多数。枝先に円錐花序。 
       果実:さく果。1.5cm球形。裂開6片。 種子:翼あり。多数。
 花期 6~9月開花。
* 学名について The Plant List では本学名はUnresolvedである
 
 植物染料 樹皮を使って、繊維を茶色に染色する。
 
 雑感 チェンマイには掘の周囲を始め植樹多数である。サラオ系が2~4月頃の開花しするのに対し,タベーク系は雨季6月頃から開花するのでサルスベリ属としては花は途切れることがなく,美しい花を長く楽しませてくれる。
 
 タベークの特徴  タイではサルスベリ属は、大きくはサラオ系とタベーク系に分けられる。
相違点は、サラオ系は樹皮が多少は剥落しつつも残っているが,タベーク系は樹皮が殆ど剥落し、剥落した痕跡が多数残っている。一目瞭然である。
タベーク系はこのタベークナー(Lagerstroemia floribunda )が最も多いが、他にも多数あり植栽もされている。

 TOPへ


inserted by FC2 system