Lagerstroemia tomentosa / ウラゲサルスベリ
 学名 Lagerstroemia tomentosa 
 科名属名 ミソハギ科サルスベリ属Lagerstroemia tomentosa                
 タイ名 เสลาขาว(サラオ・カーオ)เสลาเปลือกบาง(サラオ・プルアクバーン)
 その他名称 英名White Crape Myrtle  
 原産地 ビルマ・タイ・ラオス原産・分布
 用途など 木材(柱・車輪,槍の柄)装飾樹。街路樹。
      
 花序
   
 チェンマイ市内にて撮影  果実  開裂した果実
   
 葉表  葉裏  幹

 樹形・幹・葉 高さ25~35m半落葉樹。樹皮灰褐色。葉:単葉・2葉接近の互生。長さ10~18cm長楕円形先尖。
 花・果実 花:白色&薄紫色,花弁6波状雄蕊多数雌蕊1。花序は極冠部に多いが下方にも咲く。
        果実:さく果。1.5~2cm球形。6片開裂。 種子:翼あり。多数。
 花期   2~3月開花。 
 
 タイトル和名について タイトル和名のウラゲサルスベリは,葉の裏に柔毛が蜜であり、種小名tomentosa(=柔毛が密の意)とも一致することによる。
 
 雑感  チェンマイでの植樹は街路樹では比較的少ない(と思う)。花の色が微妙に変化し、時に真っ白なこともある。
 
シダレサルスベリとの判別 ウラゲサルスベリ(Lagerstroemia tomentosa)はシダレサルスベリ(Lagerstroemia loudonii)とは,好く似ているので両者の判別法を下記に示した。*素人判断だが挑戦!!

*葉の形が異なる。ウラゲサルスベリは先端が細く尖っている対し,シダレサルスベリは先端に突起がある。
*花序の位置が異なる。ウラゲサルスベリは極冠に多く咲き下方には少ないが,シダレサルスベリは下方の枝垂れした枝の両脇に袖筒のように咲く。
*花色に相違はあるが経時変化し判別は意外に困難。また葉の柔毛は両種にあり判別に有効ではない。

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