Lagerstroemia loudonii / シダレサルスベリ
 科名属名学名 ミソハギ科サルスベリ属Lagerstroemia loudonii                         
 タイ名 เสลาใบใหญ่ (サラオ・バイヤイ)/อินทรชิต(イントラチット) 
 その他名称 英名Loudon's Crape Myrtle、Thai Bungor 
 原産地 ビルマ・タイ原産分布。 
 用途など 装飾樹。                        *ナコーンサワン県(中部)の県木県花。
     
 花 
  
 チェンマイにて撮影  花序 
     
 果実  葉表 葉裏
     
葉先端の小突起(特徴)

 樹形・幹・葉 高さ10~20m落葉樹。樹皮灰褐色。
          葉:単葉・2葉接近の対生。長さ15~25cm長楕円形先小突起。葉の両面に柔毛密生。全縁。
 花・果実 花:白色~赤紫色,花弁6~8。花序は枝先両脇に袖筒型に着生。
        果実:さく果。1.5~2cm球形。6片開裂。 種子:翼あり。多数。
 花期 12月~3月開花
*学名について The Plant List では本学名はUnresolvedである。
 
 名称 タイにはサルスベリ属は多種あり植栽も多数あるが和名は殆ど無い。その判別も併せ適当な和名(仮)和名があるほうが好都合であると思い(仮)和名を付した。
本種Lagerstroemia loudoniiは枝が垂れ下がり,その枝の両脇に袖筒のように花が咲くので,タイトル和名はシダレサルスベリとした。

なお,本種はウラゲサルスベリ(Lagerstroemia tomentosa)と好く似ているので,判別についてはウラゲサルスベリのページも参照されたい。
 
 雑感 チェンマイの掘の周囲のサルスベリの植樹の中では最多数ではないかと思う。枝垂れた花姿が非常に美しく、サルスベリの中では女王格である。タイ・ビルマ原産・分布で、広くは知られていないのが惜しまれる。
*掲載画像にある葉先端の小突起は取れ落ちて無くなっている葉もあるので注意して下さい。

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