Strychnos nux-vomica / マチン
 科名属名学名 マチン科 Strychnos nux-vomica            別和名 ホミカ、ストリキニーネノキ
 タイ名 แสลงใจ(サレーンチャイ)               サレーン=有毒な チャイ=心、
 その他名称 英名Strychnine tree  中国名ー馬錢
 原産地等 インド原産。東南アジア~オーストラリア北部に分布。    タイでは雑木林等に生育。
 用途等 種子は薬用(ストリキニーネを含有)、殺鼠剤。木材。
     
 花  花序
   
 チェンマイにて撮影  果実 熟果実
   
 葉  葉  幹

樹形・幹・葉 高さ10~15m落葉樹。     葉:単葉、対生。長さ8~15cm卵形先尖。光沢。5行葉脈。
花・果実 花:白色の径6~8㎜小花。萼片5 筒状花冠。枝先に集散花序。 
       果実:液果。径2~6cm橙色に熟。   種子:扁平1~4個。
花期 3~5月開花。5~12月結実。
 
薬用 種子に強力な薬用成分ストリキニーネを含むことで広く知られている。種子は古くは馬錢子・ホミカ子として苦味健胃薬に用いられており、日本薬局方にも記載の医薬品である。少量では医薬品として有効だが、大量(一粒程度だが)では毒性強く生命に危険である言われている。
 
雑感 チェンマイ市内には植樹は無く、郊外で撮影した。樹形は細枝が垂れ下がっていて個性的、葉は大き目で5本の掌状葉脈がくっきりして光沢があり判別は容易である。果実は数は少なめだが枝先にぶら下がりよく目立つ。果実は液果で、種子は被食散布される。

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