Dalbergia sissoo / シッソーシタン
 科名属名学名 マメ 科ダルベルギア属Dalbergia sissoo                  別和名 シッソノキ
 タイ名 ประดู่ลาย(プラドゥー・ラーイ) 
 その他名称 英名Indian rose wood ,Sisso.   インド・ヒンディー名Sisham   
 原産地 インド・ネパール・パキスタン                   タイには殆ど生育していない。
 用途など 木材(家具,床,彫刻)。街路樹。 
      
 花(辛うじて撮れた画像)  幼果実
   
 チェンマイにて撮影  葉  葉
   
 幹    

 樹形・幹・葉 高さ20m落葉木。幹は径1~2m  葉:奇数羽状複葉,互生。小葉3~5枚・広卵形先尖。
 花・果実 花:白色の小花。,花弁5蝶形。複総状花序。    果実:5~7cmの莢果。種子1~3個。
 花期   2~3月開花
 
 木材 木材は紫檀の1種で高級品である。殆どがインド産である。
 仏典の植物 南伝仏典の伝えるところ 「ブッダは父シュドーダナ王への説法を終え,アーナンダ,ラッフル,僧を伴いラジャグリハへの帰路についた。途中でシーサッパー林にさしかかった。」とあり、このシーサッパー林はDalbergia sissoの林であるとされる。
北伝仏典にも様々な場面で登場している。梵語名シーサパ 漢訳仏典名ー尸舎婆(ししゃば)である。
 
 雑感 本種はインドの樹であり,タイには殆ど生育していないと思われる。チェンマイでは植物公園で2本を見かけただけである。僅かに咲いてた花と果実を見つけ撮影した。寺院での植樹は見たことがない。
仏典の植物としてはアンサナ(Pterocarpus indicus)が代用され寺院によく植樹されている。アンサナの別名ประดู่ลาย(プラドゥー・ラーイ)は本種の名称である。


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