Dalbergia cultrata /ダルベルギア・クルトラタ
 科名属名学名  マメ科ダルベルギア属Dalbergia cultrata
 タイ名 เก็ดเขาควาย(ケット・カオクワーイ) กระพี้เขาควาย(クラピー・カオクワーイ)
 その他名称 英名burma black wood.  
 原産地 ビルマ・タイ                    タイでは雑木林、ブナ林に生育(除く南部)。
 用途など 木材(高級家具,彫刻,杖) 
      
 花  花序
   
 シリキット植物園にて撮影  果実  熟果実

   
 葉  幹  

 樹形・幹・葉 高さ15~25落葉樹。樹幹は通直。樹皮は縦溝あり。
          葉:奇数羽状羽状複葉,互生。小葉は7~13枚,互生(2葉接近)。3~5cm倒卵形先尖。
 花・果実 花:3~4mmの白色小花。花弁5蝶形。円錐花序  果実:長さ5~10cmの莢果。種子1~3個。
 花期  2~3月開花。4~5月結実。
 
 木材 紫檀と称される材の1種。 褐色,紫~黒色の縞あり。
 
 雑感 ダルベルギア属の樹木はまばらにしか見られないが本種はシリキット植物園には比較的多数ある。観察時期からすると開花期間は短く2週間ほどと思われる。満開時には真っ白な花盛りでなかなか綺麗だ。
ダルベルギア属で当HPに掲載している数種は、葉や花・果実の特徴はかなり共通点がある。チェンマイ市内でも同様の特徴の花木を幾つか見ていて、ダルベルギア属と思うのだが種名を同定できないでいる。ダルベルギア属は日本では高級木材として知られているが、チェンマイではマメ科の真っ白に満開する見事な花木である。

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