Dalbergia cochinchinensis / パユン
 科名属名学名 マメ科ダルベルギア属Dalbergia cochinchinensis              別和名ホンシタン
 タイ名 พะยูง(パユーン) 
 その他名称 英名Siamese rosewood  
 原産地 ビルマ・タイ・ラオス・ベトナム。
 用途など 木材(高級家具,装飾用,楽器,算盤)       *ノーンブワラムプー県(東北部)の県木。
   
 花  花序
   
 花博公園にて撮影(倒木され今は無い)  果実  熟果実
   
 葉  幹  

 樹形・幹・葉 高さ25m落葉木。 葉:奇数羽状羽状複葉,小葉は7~9枚,互生(2葉接近)。4~7cm卵形先尖。
 花・果実 花:5~8mmの白色小花。花弁5蝶形。円錐花序  果実:長さ5~7cmの莢果。種子1~4個。不裂開。
 花期  11~1月開花。果実は7~8月に熟。 (画像の花は3月撮影)
 
 木材 唐木の紫檀の樹種については明確なルールはないが、現在では本種(Dalbergia cochinchinensis)は
    本紫檀であるとされている。超高級木材である。  
 
 雑感 花博公園に3月に開花していた。開花期間は短く3週間程だった。ダルベルギア属は開花期間が短いので花が撮影できたのは幸運だった。                      
ダルベルギア属は、花は白くて地味な小花であり、果実は小さく薄平たい莢果、種子は僅かである。莢果は不裂開で種子を風散するものが多く、従って莢果数は多数。本種も不裂開で、種子は風散布である。

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