Adenium obesum / アデニウム  
 科名属名学名  キョウチクトウ科・Adenium obesum     別和名サバクノバラ
 タイ名 ชวนชม(チュアン・チョム) チュアン=惹き付ける。チョム=観賞する。観る目を惹き付ける。
 その他名称 英名Desert rose、     中国名ー天宝花、沙漠玫瑰
 原産地・分布 アフリカ東部、アラビア半島。 
 用途など 装飾用に庭先に植栽、盆栽型の鉢植えも多い。 
   
 花
 
  チェンマイ市内にて  (青い果実が生っている))  花
     
 果実(対生している)  葉  花と葉

 樹形・幹・葉 高さ1~2m常緑低木。幹は基部肥大。分枝発達。葉:単葉・輪状互生。8~15cm倒倒卵形。全縁。
 花・果実 花:花径5cm程。花弁先5裂(赤色・紫色・薄紫・白色)。枝先に小花序。
       果実:蒴果。細帯状。2片裂開。種子毛あり多数。
 花期 通年開花       
 
 雑感  チェンマイ市内の民家や寺院には鉢植えが沢山置いてある。なかなか人気の花で、タイ名ชวนชม(チュアン・チョム)は観る目を惹き付けるという意味である。紅白で鉢植えを並べておいてあることも多い。
鉢植えでも果実はかなり生る。キョウチクトウ科の果実は対生するが、本種の対生は二つ折れしないで直線的に生るため棒切れが引っかかっているかのように見える。アフリカの植物はタイでは果実は好く生るが、アデニウムも例外ではない。通年開花で四季をとおして観るものを惹きつけてくれる美しい鉢植えである。

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