Ficus semicordata / マドゥア・サーイ
 科名属名学名  クワ科:学名Ficus semicordata     
 タイ名 มะเดื่อสาย(マドゥア・サーイ)     マドゥア=イチジク果、サーイ=線(=下垂する細長い枝を指す
 その他名称 英名ー   中国名-鸡嗉子榕
 原産地・分布 インド・ブータン・東南アジア大陸部・中国南部。タイでは北部の雑木林の水辺に生育多。
 用途など 果実は可食(甘酸っぱい)。 
 根本付近(気根ではない)  果実
 シリキット植物園にて  果実  葉(左右異形)

 樹形・幹・葉  高さ10~20m常緑樹。極冠大。 葉:単葉・互生。長さ15~30cm楕円形先尖。左右異形
          *葉は左右異形で葉の基部の半分(semi)は心臓形(cordata)である。種小名の通りである。
 花・果実 花:隠頭花序。幹の下部から細長く分岐した枝を下垂(時に着地)して多数の花序を着花。
        果実:イチジク状果。径1~3cm球形。灰赤色に熟。
 花期 5~11月(雨季)       
 
 雑感 シリキット植物園ではよく見かける。海抜350m以上に生育するのでチェンマイ市内には少ないようだ。
幹の下部から生え出た枝(気根でも花梗でもない)に果実が多数生る姿が圧巻である。
葉の形については、植物三昧さんのブログを参考にさせて戴きました。多謝!


幹の下部から細長い枝が生え出たマドア・サーイ         シリキット植物園にて撮影。

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