Ficus deltoidea /コバンボダイジュ |
科名属名学名 | クワ科Ficus deltoidea (syn)Ficus diversifolia *diversi+folia=多様な+葉 |
タイ名 | ไทรไข่มุก(サイ・カイムック), สาริกาลิ้นทอง(サーリカー・リントーン),มะจอเต๊ะ |
その他名称 | 英名Mistletoe fig、 マレーシア語Mas cotek、インドネシア語Tabat barito |
原産地等 | 東南アジア(特にマレーシア東岸・ボルネオ島に多い) タイでは深南部に生育。 |
用途等 | 各部位は薬用、抽出液はハーブとして多用。鑑賞用(鉢植え観葉が多い)。 |
花&果実 | |
チェンマイ・カムティエン植物市場にて (鉢植え) | 花&果実 |
葉(雄株の葉かな?) | 葉(雌株の葉かな?) | 市内・建物前の鉢植え |
樹形・幹・葉 高さ2m常緑低木。葉:単葉・互生。長さ4~5cm倒卵形など。革質・全縁。葉表緑色・葉裏黄褐色。 | ||
花・果実 雌雄異花異株。径1cmほぼ球形のイチジク状花序・果実を多数単生。白色から黄色・赤色に熟。 | ||
花期 不明 (果実画像は12月撮影) | ||
雑感 カムティン花市場を散策中にで多数並んだ鉢植えを見て、市内の庭先にもあったなあと思いだし撮影した。調べてみると本種は雌雄異花異株である。雌雄株の判別は、雄株の葉は丸めの倒卵形、雌株の葉は丸長い倒卵形が判別Pointである。(イチジク状花序での判別点は不明) 薬用としてはマレーシア・インドネシアでは男性女性ともに精力増強の効果があるとされている。インドネシアでは民間伝承薬ジャムウ(Jamu)に用いられることが多い。 *本種の(syn)学名Ficus diversifoliaはdiversi=多様な、folia=葉)の意味であるが、雌雄株の葉形の相違を意味しているのではないかな? 同一株の葉の間では形の差異は少ないと思われる。 |
TOPへ |