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樹形・幹・葉 高さ15~25m常緑樹。葉:単葉、互生。倒卵形,全縁,光沢あり。幼木の葉は切れ込みあり。 |
花・果実 花:雌雄花同株別花序。雄花序は長さ2~7cm円柱形の頭状花序。雄花微小多数。枝先端に着生。
雌花序は楕円球形の頭状花序。雌花は突起状に超多数。幹・老枝に着生(幹生)。
果実:複合果実(液果型)。卵形~楕円形で特大。種子2cm長円形、多数。 |
花期 年2回開花(12月~1月、4月~5月) 果実は通年着生。 |
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果実 私は一度ジャカルタで食べたことがあるだけで、美味しかったという記憶はありません。 |
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野菜 若芽、幼果を食用にする。 野菜市場の幼果実は野菜で、調理して食べる。各種ケーンの具にする。 *私はインドネシア駐在時には会社食堂で若芽・幼果実の入ったスープをかなり食べた。癖のない味。 |
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染料 材を使って、繊維を黄褐色に染色する。かっては僧侶の黄衣を染めるのに多用された。いまも寺院に植樹が多いのはその名残と思われる。 |
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雑感 チェンマイ市内にも植樹は多いが、むしろ郊外の農家に庭先などにほぼ1本は植樹されている。果実も食用にされるが、葉や果実の幼芽も食用にされ食用樹として有用性は非常に高い。果実も幼芽は通年食可なので1本植えておけば食に飢えることはないと思われる程に生る。 |