Artocarpus heterophllus /ジャックフルーツ
 科名属名学名 イチジク科Artocarpus heterophllus               別和名ナガミパンノキ
 タイ名 ขนุน(カヌン) 
 その他名称 英名Jack fruit  中国名ー波羅密,マレーインドネシア名Nangka  
 原産地 インド・バグラデッシュ・ビルマ原産。 東南アジア・中国南部・熱帯地域で植栽。
 用途など 果実は食用。幼果実は野菜として食用。材から染料(黄色)。緑陰樹。木材。
      
 雄花序(枝先に生る) 雄花序(雄花多数)
   
 チェンマイにて撮影  幼雌花序(幹生) 雌花序(雌花多数)
     
 果実(外皮の小突起は雌花の柱頭跡)  葉  幹
     
 果物市場   果実切開 果実市場  果肉   
     
野菜市場    幼果実 野菜市場 幼果実調理済袋入り 野菜市場 幼果実調理済バラ 

 樹形・幹・葉 高さ15~25m常緑樹。葉:単葉、互生。倒卵形,全縁,光沢あり。幼木の葉は切れ込みあり。
 花・果実 花:雌雄花同株別花序。雄花序は長さ2~7cm円柱形の頭状花序。雄花微小多数。枝先端に着生。
       雌花序は楕円球形の頭状花序。雌花は突起状に超多数。幹・老枝に着生(幹生)。
       果実:複合果実(液果型)。卵形~楕円形で特大。種子2cm長円形、多数。
 花期 年2回開花(12月~1月、4月~5月) 果実は通年着生。
 
 果実 私は一度ジャカルタで食べたことがあるだけで、美味しかったという記憶はありません。
 
 野菜  若芽、幼果を食用にする。 野菜市場の幼果実は野菜で、調理して食べる。各種ケーンの具にする。     *私はインドネシア駐在時には会社食堂で若芽・幼果実の入ったスープをかなり食べた。癖のない味。
 
 染料 材を使って、繊維を黄褐色に染色するかっては僧侶の黄衣を染めるのに多用された。いまも寺院に植樹が多いのはその名残と思われる。
 
 雑感 チェンマイ市内にも植樹は多いが、むしろ郊外の農家に庭先などにほぼ1本は植樹されている。果実も食用にされるが、葉や果実の幼芽も食用にされ食用樹として有用性は非常に高い。果実も幼芽は通年食可なので1本植えておけば食に飢えることはないと思われる程に生る。

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