Ficus callosa/フィカス・カロサ
 科名属名 クワ科イチジク属学名 Ficus callosa 
 タイ名 มะเดื่อกวาง(マドー・クワーン) ลิ้นควาย、มะเดื่อต้น   マドー=イチジク果。クワーン=鹿 ?
 その他名称 英名Calloused fig  インド・マラヤム語 Kadaplavu, Kallalu    中国名-硬皮榕
 原産地 インド・スリランカ・東南アジア全域・中国南部。タイでは乾燥フタバガキ林・雑木林に生育
 用途など 葉は薬用。
 
 果実 果実
   
 チェンマイ市内にて撮影  幹

 樹形・幹・葉 高さ20m(40m迄)常緑樹。幹は通直。葉:単葉・互生。長さ15~30cm長卵形。ほぼ全縁。
 花・果実 花:雌雄異花同株。多数の小さな雄花・雌花が花嚢内に開花。葉腋枝先に隠頭花序。
       果実:集合果。径3cm程球形。緑色~黄緑色。(果実は球形、熟して黄緑色である))
 花期 1~3月開花結実
 
 雑感  チェンマイ大学内に植栽されていた(名表札あり)。実に素直な樹形で、気根や板根もない。イチジク属だとは気が付き難いほど。落下果実を割れば、即にイチジク属だと判るが、、。本種もそんな樹である。

イチジク属の樹は、多数の果実房、長い気根、四方に広がる板根、他樹に着生、などの特徴あるものが良く知られているが、本種は普通の木と殆ど変わらない。なお、イチジク属は種が超多数で良く似ているため学名の同定が困難だ。            *ハワイのHo'omaluhia BGに植栽の本種とは果実画像が相当異なっている??。

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