Colubrina asiatica /ヤエヤマハマナツメ
 科名属名学名 クロウメモドキ科 Colubrina asiatica
 タイ名 คันทรง(カンソン) ก้านถึ่ง(カーンティン) ผักก้านถึ่ง(パック・カーンティン) 
 その他名称 英名-        中国名-蛇藤
 原産地等 タイ・ミャンマー、日本では八重山諸島、西表島など。  タイ国内では雑木林に広く生育。 
 用途等 葉・若芽は食用。根他各部位は薬用多用。
  
 花  花序
 
 花博公園にて撮影  果実  葉
   
 幹 食用・薬用に栽培  

樹形・幹・葉 高さ2~5m常緑樹、やや蔓性あり。幹は分枝。葉:単葉・互生。長さ5~9cm卵形先鋭尖。鋸歯。
花・果実 花:径3~4mm淡黄色の小花。葉腋に集散花序。
      果実:液果。0.7~1cm球形、花托・萼が蔕状に残る。灰褐色に熟。
花期  開花通年。
 
野菜 葉・若芽は食用される。 
 
雑感 花博公園のタイ民家園に植樹されていた。花は小さく果実は緑色小粒で、よく見ていないと気が付かない。この庭園は、現在または過去にタイの民家庭先等によく植栽されている植物種が植えられている。従って食用・薬用などに利用される小木や蔓植物が多い。民家に居住のタイ人の日常生活に関係密な植物ばかりであり、本種もその中の1種である。

タイ民家庭園には多種の植物が植えられているが、地味な植物が多く市内や郊外を散策していても殆ど見逃しているに違いない。当HPは「タイの植物」というタイトルで公開しているので、このような植物こそ積極的に掲載するべきだと思いを新たにした。掲載画像の本種の栽培など、花・果実は無用なので枝打ちされていて、庭先に見かけても判らないなあ。そういえば、葉が食用のチャオム(Acacia pennata)等も枝打ち栽培されていて、ここでは花や果実を見かけることない

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