Parinari anamensis/ マポーク
 科名属名学名 クリソバラヌス科 Parinari anamensis     (以前はバラ科)
 タイ名 มะพอก(マポーク) 
 その他名称 英名ー  
 原産地等 タイ・ベトナム・カンボジア               タイでは雑木林・湿林に生育多。
 用途等 果実・種子は可食。種子から油。木材。緑陰樹。*果実は多数生りリス・サル等動物の好餌
   
 花  花序
   
 チェンマイ市内にて撮影  果実  果実&葉

   
 葉  根本付近  果実多数

樹形・幹・葉 高さ10~30m常緑樹。極冠大。葉:単葉・互生。6~15cm卵形。全縁肉厚。毛あり。
花・果実 花:萼裂5花弁5白色、花径4~5mmの小花。円錐花序・頂生。 
       果実:液果。径3~4cmほぼ球形。茶褐色に熟。種子1個又は数個。
花期 1~4月開花。着果期間は長い。 
 
雑感 北タイの林には生育多く、果実は超多数に着果する。サルやリスなど木に登れる動物も、落下果実を待つ動物にも至福の樹である。花は花序に極く小さな白花が開花するが、長い期間の間に少しづつ開くので撮影は上手く出来なかった。低い位置を見つけられなかったことも不運だったが、、。
北タイの森・林には可食の大きな果実を付ける樹木がたくさん生育している。クワ科(イチジク属他)、ウルシ科その他多種多数ある。果実は溢れてるばかりに多いが、捕食している動物(特に哺乳類)に出会うことはまずない。今や野生動物は殆ど生き残っていないのだろう。哺乳類による果実の被食散布など昔話しなのかなあ!

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