Piper interruptum / サカーン
 科名属名学名  コショウ科学名 Piper interruptum 
 タイ名 สะค้าน(サカーン) จะค่าน (チャカーン)
 その他名称 英名ー       フィリピン名Litlit       中国名ー疏果胡椒
 原産地・分布 フィリピン・マレーシア・タイには分布あり、他は不明。                  
 用途など 幹・枝を香辛料に用いる。
    花序?(6月撮影)
 
 チェンマイ市内にて撮影(大木の幹に絡む)     花序?果実?(8月撮影)
     
葉   枝は分枝多    野菜市場にて 枝条

 樹形・幹・葉 中型の常緑(半落葉?)木本蔓。幹に節有、芯は白色。分枝多。*極冠を制することは無さそう
          葉:単葉・互生。長さ6~13cm卵形先尖。全縁。光沢。
 花・果実 花・果実はジャワナガコショウ(Piper retrofractum)に類似。
 花期 花期 5~7月開花 (掲載画像の花序の性別は不明です。)     
 
 香辛料 幹や枝を細かく切断して香辛料として鍋物や汁物に入れる(幹・枝は食べない)。香りよく、また辛味もあって料理が引き立つ。山岳系民族に好んで用いられる。
*市場では細断した枝を括って売られているので、初めて見るとこれは何だろうかと思わず考えてしまう。
 
 雑感  そこそこに大きな木本蔓であるが、途中から分枝多く横に広がり極冠を制することはなさそうである。花序や葉をみると、コショウ属だなあと納得する。市内民家の庭に稀に植栽されている。 

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