Sauropus thorelii/クライ・ホーム
 科名属名学名  コミカンソウ科・学名Sauropus thorelii         (従来トウダイグサ科)
 タイ名 ไคร้หอม(クライ・ホーム)、 สะเลียมหอม(サリアム・ホーム *メーホンソン県での呼称) 
 その他名称 英名Curry flower (花はカレーの香りがする)  
 原産地・分布 タイ北部・ラオスの北タイ寄り地域の固有種。タイ北部ではメーホンソン県に生育多。 
 用途など 若芽・若葉を食用。
   
 雄花  雌花(薄緑色)
   
 花博公園にて撮影  花序(雌雄花混在)  花序多数
   
 葉 根本付近  

 樹形・幹・葉  高さ1.5m常緑低木。葉:奇数羽状複葉・互生。小葉は長さ7~25cm披針形先尖。波状。
 花・果実 花:雌雄異花同株。雄花:萼片6濃紫色・花弁無・雄蕊3合着。 雌雄花混在の集散花序?を幹生。
                   雌花:萼片6薄緑色。花弁無・柱頭3裂。   
       果実:乾果。ほぼ球形。果皮に皴多い。
 花期 不明 (花は8月撮影)      
 
 Sauropus属  本属は我が国ではアマメシバが良く知られているが、タイのサイト「Flora of Thailand」 に拠ればSauropus属はタイには27種ある。画像をみると、雄花の雄蕊の形に特徴(雌蕊と見違えやすい)があると思われる。
 
 野菜 若芽・若葉を食用にする。(花・果実は食用でない)
 
 雑感  濃紫色の花序が幹に多数開花していて印象に残る。北タイの植物として知られた種であるが、花博公園に開花しているのを一度見かけただけである。Curry flowerの英名から、私は花はカレーに入れて食べるものと思い込んでいたので、花の香りを嗅がなかったのは迂闊だった。

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