キツネノマゴ科B属<Barleria cristata/バウレリア・クリスタタ ><」Barleria lupulina/マツカサバウレリア>>
            <Barleria strigosa/バウレリア・ストリゴサ> <Barleria strigosa2>
  
*タイではキツネノマゴ科低木は多種見られ属名も多種につき、属名ABC順数種に区切って掲載した。

 Barleria cristata / バルレリア・クリスタタ
紫色の花  
  シリキット・リゾートにて撮影(紫花と紫白ストライプ花の2種混在) 紫と白ストライプの花
     
 苞 葉   
  科名属名学名 キツネノマゴ科Barleria cristata            和別名クビナガバレルリア
   タイ名 อังกาบ(アンカープ)   アン=炒る、カープ=苞
  その他名 英名Philippine violet
  原産地 インド・ネパール・東南アジア全域。  タイでは全域の林に赤花、紫花、白紫筋花が生育。.
  特徴 花は首長で美しい。棘がある苞が落下後も長く残り良く目立つ。
  雑感  タイは原産地で林に生育しているようだが、庭先で見かけることは殆ど無い。タイ名の通りで焦げたような苞が長く残って目立ち、庭に植えるにはイマイチなのかと思われる。


Barleria lupulina / マツカサバーレリア
  
 
 花博公園にて撮影 花序
     
 葉  市内民家の門前(垣根用植栽?)  同左・開花多数
  科名属名学名 キツネノマゴ科Barleria lupulina 
   タイ名 เสลดพังพอน(サレート・パンポーン)
  その他国名 英名Hop headed barleria 
  原産地 モーリシャス・アフリカ東岸原産。                タイでは全域に生育。
  特徴 花序の形が松ぼっくりの感じで花は次々と好く咲く。
  雑感  チェンマイ市内の道端にも見かける。アフリカ方面からの外来種だが良く育つようだ。


 Barleria strigosa / バルレリア・ストリゴサ
    
 花 花序 
   
チェンマイ市内にて撮影 群生
   学名 Barleria strigosa
  科名属名 キツネノマゴ科属 
   タイ名 สังกรณี(サンカラニー)หญ้าหงอนไก่、หญ้าหัวนาค
  原産地 インド・東南アジア大陸部。                    タイでは全域の林に生育。
  特徴 花を包む苞が扁平で束になっている。見る角度が正面と横とではかなり違って見える。
  雑感  チェンマイ市内で見かけ少し変わった花だなあと撮影しておいた。下段の花を調べた際に本種の画像とそっくりの花を見出し、種名を特定した。その後は群生なども見かけている。
*私が学名Barleria strigosaの植物名で掲載しようとしていた別種も下段に掲載。


 Barleria strigosa / サンカラニー
    
 花 花序 
   
チェンマイ市内にて撮影 名表板 
  科名属名学名 キツネノマゴ科Barleria strigosa(2)
   タイ名 สังกรณี(サンカラニー)หญ้าหงอนไก่、หญ้าหัวนาค
  原産地 アフリカ?。                            タイでは全域に生育らしい。
  特徴 苞は地味で小さいが、花弁が橙黄色で大きく、また花数多く見栄えする。
  雑感  タイのサイト・本には本種はよく見られる。手持ちの本も本種はBarleria strigosaと記載。
どうみても、上掲のBarleria strigosaと同種とは思えない。何かの間違いと思う。。
  その他 学名Barleria strigosaの植物が2種あることについては、タイでも周知のようで上掲の種はสังกรณีดอกม่วง(サンカラ二―・ムアン、、ムアン=紫色)と表示し、別学名を付しているサイトも見受けられる。しかし、付された別学名は正体不明!!

思うに、本種は外来種でタイ国内に広く繁殖し学名Barleria strigosaで広まってしまったのではなかろうか? 今となっては外来元や種名を特定することこが困難と思われる。やがて判明すると思われる。


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