<Artemisia lactiflora / ヨモギナ>  <Artemisia vulgaris / オウシュウヨモギ>

 Artemisia lactiflora / ヨモギナ
 科名属名学名  キク科 Artemisia lactiflora  (syn)Artemisia lactiflora Wall. ex DC.
 タイ名 แก้วเมืองจีน(ケーオ・ムゥアンチーン) /จิงจูฉ่าย(チンチューチャーイ)
 その他名称 英名 White mugwort  中国名ー白苞蒿、真珠花菜
 原産地・分布 中国南部原産。インド・東南アジア他世界各地へ伝播。  我が国にも分布。
 用途など 葉・茎を食用。 薬用。観賞用草花として植栽。
     
 花
 
 チェンマイ・花博公園にて撮影  花序
     
 名表札(以上3画像)   葉  名表札(左画像。シリキット植物園))
     
 野菜市場にて   同左画像拡大(花序確認)  

 樹形・幹・葉  高さ1m多年生草本。茎に縦溝あり。 葉:1~2回羽状全裂・互生。裂片(≒小葉)は形状多様。
 花・果実 花:径 長さ3cm程鐘形の頭花。 総苞片卵形・雌花数花・筒状花多・白色。穂状花序又は円錐花序
       果実:そう果。 冠毛あり。
 花期 花期 ?(掲載花画像は1月撮影)。      
 タイ名จิงจูฉ่าย(チンチューチャーイ)は、ヨモギ属の属名であり、意味する種名は多数ある。カムテイン植物市場でこのタイ名の植物(苗)はよく見かけるが、種名(学名)の同定は困難です。
 
 野菜 葉・茎を野菜として食用にする。日本でも同じじみの野菜である。
 
 雑感  Artemisia属((ヨモギ属)は極めて多種あり、見た目での判別は困難なので、名表札の付された株を探したところ、Artemisia lactiflora‘Guizhou’を見つけた。‘Guizhou’は中国‘貴州’の意である。The Plant Listには掲載ないが、ヨモギArtemisia lactiflora Wall. ex DC.と思われる。
なお、シリキット植物園でもArtemisia lactiflora Wall. ex DC.を見つけたが、開花していなかった。


Artemisia vulgaris / オウシュウヨモギ
 科名属名学名  キク科 Artemisia vulgaris 
 タイ名 โกศจุฬาลำพาจีน(コートチュラーラムパーチーン)จิงจูฉ่าย(チンチューチャーイ)
 その他名称 英名Mugwort 
 原産地・分布  ヨーロッパ原産。 北アメリカ・アジア・北アフリカに分布。    タイでの植栽は少ない。
 用途など 雑草? 葉・茎は可食だが苦味があり、食用にはしない。 

     
 葉
 
 花博公園にて撮影  名表札

 樹形・幹・葉 *本種のタイの植物情報は乏しく省略。上掲のヨモギナArtemisia lactiflora)と同属で類似。
 花・果実 
 花期       
 
 雑感 花博公園に植栽されていたので撮影した。名表札はArtemisia vulgaris L. var.indicaとあり、オウシュウヨモギである。葉を上掲のヨモギナ( Artemisia lactiflora)の葉と比較しても判別は難しいと思う。
葉・茎は苦味があるので、野菜として食用には通常されないようだ。


 TOPへ


inserted by FC2 system