インドガキ
 科名属名学名  カキノキ科 Diospyros malabarica (syn)D. embrypteris (syn)Diospyros peregrina    
 タイ名 มะพลับ(マプラップ)ตะโกสวน(タコー・スアン)                 和別名ベンガルガキ。
 その他名称 英名Indian persimmon,Malabar ebony
 原産地  インド~東南アジア
 用途など  果実は食用。木材(芯材黒色・暗色の縞)。吉兆樹 *アーントーン県(中部)の県木。
   
 花  幼果
   
 チェンマイ花博公園にて撮影  果実  果実

   
 葉  幹  実食

 樹形・幹・葉 高さ12~15m常緑樹。樹冠は密。樹皮黒色平滑。 葉:単葉,互生。10~30cm長楕円形(細長い)。
 花・果実 花:雌雄花同株,汚黄色,萼4片大。単花又は小花序。 
       果実:液果。径3~4cmの卵形。種子周囲の内果皮が発達し液質。 種子:5~6個
 花期 2~5月開花     (画像の果実は2月に撮影した。)
 
 実食 種の回りの粘液質部分(内果皮)が多く、(中果皮の)果肉は少ないが、ジューシーで甘味がある。当然ながら柿の味がする。ブッダはこの柿(鎮頭迦)と召し上がれていたのかと思うと感慨もヒトシオ!!!
*インドガキは市場では売られていません。
 仏典の植物 南伝仏典の伝えるところ「過28仏第18.ダンマダッスィー仏はこの樹下で成道された」とある。バーリ語名ピンピサーラ,サンスクリット語名Tinduka,漢訳仏典名ー鎮頭迦(ちんずぅか)である。
 
 雑感 吉兆樹であるがチェンマイでの植樹は少ない(と思う)。気付かないだけかもしれないが,,。


寺院に植樹のカキノキ ワット・スワンドークの高僧クルーバー・ シーウィチャイの像のサーラー(安置屋)の周囲に植樹されたカキノキ4本のうちの1本。果実は葉の裏に生っているが外からは見えない。種名は不明。
 

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