Cassia x nealiae/レインボー・シャワー
 科名属名学名  科属学名Cassia x nealiae  (syn)Cassia javanica× Cassia fistula
 タイ名 คูนสายรุ้ง (クーン・サーイルン),คูนขาว(クーン・カーオ) クーン=ゴールデンシャワー サーイルン=虹
 その他名称 英名Rainbow shower tree 
 原産地・分布 ハワイで創作。 
 用途など 装飾樹。 
   
 花  花序
   
 チェンマイ市内にて撮影  葉
     
チェンマイ市内の本種の別の樹の花色    花多数

 樹形・幹・葉  高さ10m落葉樹。   葉:羽状複葉・互生。小葉は6~11対。楕円形。
 花・果実 花:花弁5白色・黄色・赤橙等。雄蕊は退化矮小、雌蕊は花柱だけ。総状花序。果実:なし
 花期 花期 5~6月      
 
 本種はハワイ島で植物学者Marie C. Neal氏により、ジャワセンナ(Cassia javanica)ゴールデンシャワー( Cassia fistula)の異種交配によって創作されたもので、1965年ホノルルのOfficial tree に指定されている。
種小名nealiaeは同氏を顕彰したものである。
 
 雑感 なかなかに豪華な花木である。チェンマイには数本植栽されているが、これだけ豪華だと増えるかも?
花の色はジャワセンナの赤と白、ゴールデンシャワーの黄色がミックスされかつ変化するようで白色系もある。
雄蕊雌蕊は異種交配のためか共に退化して果実は生らない。栄養繁殖もしないので世界にある本種は全てクローンである。豪華な花とは対照的に、退化した雄蕊(短小で花粉は無いかも?)と柱頭の無い雌蕊を見ていると哀れな樹でもある。
*アカバナソシンカ(Bauhinia x blakeana)も異種交配であるが、本種は最初から異種交配と明確にされているので解りやすい。


 チェンマイ市内に植栽のレインボーシャワー          *上段に掲載と同一株です。
 


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