Afzelia xylocarpa /メンガ゙(緬茄)
 科名属名学名 マメ科ジャケツイバラ亜科 Afzelia xylocarpa
 タイ名 มะค่าโมง(マカー・モーン)*古名ฟันพระฤๅษี(ファン・プラルーシーファン歯,ルーシー仙人 →仙人の歯
*莢果の開裂姿が、歯の形を想起させ古くは「仙人の歯」が樹木名であった。
 その他名称 英名    中国名ー緬茄
 原産地 ミャンマー・タイ・ラオス・ヴェトナム・中国     タイでは南部を除く雑木林に生育。
 用途など 木材(家屋建築,柱)                       *スコータイ県(中部)の県木。
      
 花  花序
   
 チェンマイにて撮影  果実  果実
   
 開裂した果実(仙人の歯)  葉  幹

 樹形・幹・葉 高さ30~40m落葉樹。葉:偶数羽状複葉,互生。小葉6~10枚,4~9cm卵形。
 花・果実 花:蕚片4基部連結。花弁1(匙形で赤紫色)(*花弁は緑色超小型4枚があり計5枚との記載もある)
       果実:10~15cm扁平な莢果。種子5~9個。開裂。
 花期 3~4月開花。 果実は乾期に開裂。。
 
 
 雑感 チェンマイ市内には多数の自生および植樹がある。花は小花で目立たないが、大きな果実が目立つ大樹である。乾期には財布のような果実が多数生り見上げると圧巻!。莢殻は種小名xylocarpa(板状の果実)のとおりで厚くて固い。また種子も石のように固い。
 
 数珠について  数珠は元来はバラモンの儀式で用いられていたものであり,今日では広く宗教で用いれらている。しかしながら,タイの仏教には数珠を用いる習慣がなく、従って数珠も製作されない。個人的に使用されることは稀にあると思われる。本種の種子が数珠に用いれらることはタイでは無い。


チェンマイ国立博物館前 満開のメンガ  花は小花で目立たない。落葉期の果実のほうが目立つ樹木。


 TOPへ


inserted by FC2 system